--------------- 書籍紹介---------------
書籍名 出版社名 内容
『アフガニスタン褐色の日々』 (講談社)
/1978.9

国立カブール大学の教壇に3年間立った唯一の日本人としてのアフガニスタン滞在記。秘境を旅したり、アフガンの文化や民族についてのエピソードなど、その体験は著者の行動力を背景に楽しく綴られている。処女作

2 『シルクロードを駆ける』 (玉川大学出版部)
/1978.11

シルクロードはユーラシア大陸の馬の文化の地でもある。アレキサンダー時代以前より馬の文化があったという史実から、騎馬競技とその馬である汗血馬をフィールドワークした貴重な文献。
1979年の毎日新聞社の指定した「緑陰図書」。


3 『シルクロードの十字路』 (玉川大学出版部)
/1979.10

サブタイトルに「アフガニスタン教育事情」とあるとおり、学校教育がすすんでいない地での社会教育・宗教教育の実態を、フィールドワークを通してあらわした異色の教育書。朝日新聞社の書評で大きな評価を受けた。


4 『誰も書かなかった
     アフガニスタン』
 〜シルクロードの国の現実〜
(サンケイ出版)
/1980.12

アフガニスタンでなぜ革命が起こったのか。アフガニスタンでの政治・宗教・民族等の具体的な問題をアフガニスタンの権威として記述した。「誰も書かなかったシリーズ」の一冊。本書はアフガニスタン革命直後、すでに旧ソ連の撤退と敗北を予想していた。


5 『アフガン褐色の日々』 (中央公論社)
/1983.11

講談社刊「アフガニスタン褐色の日々」の文庫本。発刊と同時にNHKラジオの「私の本棚」で朗読され高い評価を受けた。アフガニスタンについて識る代表的な著書として古典になりつつある。

6 『僕は元祖シンデレラボーイ』 (太陽企画出版)
/1984.11

「逆玉」なる言葉を日本に根付かせた本著書は、日本人の結婚観をどのメディアよりも早く予想し、説く。その先見性は著者ならではのもの。竹村健一氏の薦めで記述したノンフィクション。「逆玉」なる流行語は本書から生まれた。

7 『おもしろスポーツ史』 (ポプラ社)
/1984.11

体育・スポーツの歴史を専門とする著者が、子供たちのための読み物として分かりやすく書いた歴史書。野球はどのようにして始められたか、その背景など理解しやすいように楽しく説明されている。著者ならではの児童書。

8 『身体観の研究』
〜美しい身体と健康〜

 
 荒木祐治 共著
(専修大学出版局)
/1985.12
増補/1991

日本人はなぜ肥満崇拝といった行動をとってきたのか。世界の諸民族は身体の外観についてどのように考えてきたのかを、スポーツ人類学的に記した専門書。独創性に富み、学会で高い評価を得た研究書でもあり、著者らの感性が光っている。


9 『長州力・野獣宣言』 (芙蓉書房)
/1986.10

プロレスラー長州力についての研究をここまで著書ができるかという一冊。スポーツ人類学者がプロレスラーをいかに捉えているか興味深い一面もあり、プロレスラーを娯楽身体文化財として論じる。異色のプロレス評論家としての第一人者の地歩を築いた一冊。


10 『格闘技バイブル』 (ベースボール・
マガジン社)
/1988.2

格闘技をスポーツ人類学的視点から記述した労作。読んで楽しい格闘技ブームを作った。雑誌「格闘技通信」は、この本により生まれた。"格闘技は文化”と説く作品。

11 『古代宗教とスポーツ文化』 (ベースボール
・マガジン社)
/1989.4

著者が日本体育学会スポーツ人類学分科会で、研究者として高い評価を得た研究書。スポーツ人類学の方向性を示し、この分野での権威を決定づけた一冊。世界中を駆け回り、そのフィールドワークから地道に5年もかけて著述した労作。著者の知識の豊富さと想像力に敬服してしまう研究書。

12 『新・格闘技バイブル』 (ベースボール・
マガジン社)
/1989.7

「格闘技バイブル」の続編。この一冊から読む格闘技を決定的にし、格闘技の文化性をありとあらゆる角度から論述する。著者の格闘技経験がいかに凄いものであるかも解することのできる作品。世界中の格闘技についての知識を身につけることができる。


13 『逆玉宣言』 (勁文社)
/1989.10

著者自身の結婚を楽しく紹介しながら、新時代の結婚観を鋭く説く。社会的側面、教育的側面から男女関係を述べつつ、自己の体験を基におもしろく描く。「逆玉」の権威を決定づけた文庫本。


14 『本と私』 (三省堂)
本と読書に関するエッセイ集。著名人たちが自分流の本や読書についての感想を述べる。新聞・雑誌の書評を著者がいかに扱っているかを書き、その書評を執筆のエネルギーにしてきたかエッセイにしている。

15 『格闘技の文化史』 (ベースボール・
マガジン社)
/1993.3

最古のスポーツである格闘技。その格闘技が古来からの時間を越えて、なぜ現代まで伝えられてきたのか。人類の最古のスポーツである格闘技の文化性を探りながら、世界の主要な格闘技の特徴を論じる。類書なき著者ならではの作品。

16 『ワルの行動学』 (ゴマブックス)
/1993.4

豊富な知識を持つ人間は行動力を失う。どんなに知的人間であろうとも、大切なのは行動力である。いかに行動力を養い発揮させるかを筆者の哲学によって説く。ベストセラーの仲間入りした好書

17 『ハンパに生きるな』 (ゴマブックス)
/1993.9

なぜ人はメジャーな道を走りたがるのか。マイナーであろうとも己の好きな道を突っ走り、己の世界を構築せよと説く。筆者はスポーツ好きで、その道を制しやがてメジャーとなった。

18 『スポーツの伝播・普及』

  
中村敏雄 編
(創文企画)
/1993.10

世界中のスポーツがいかに生まれ、各地域に伝播したか、あるいは普及していったかを論述する。中央アジアの騎馬競技の節を担当し、スポーツ人類学的視点より専門的に解説する。

19 『プロレス人類学』 (PHP研究所)
/1993.12

興行スポーツであるプロレスの持つ文化性をスポーツ人類学の角度から鋭く探る。手つかずであった分野にメスを入れ、反社会的とされてきたプロレスを学術的に解説・分析した類書なきバイブル。著者がスポーツ人類学の鬼と評価された力作。プロレス理論書のテキストとなる。

20 『日本を変える200人の直言』
  
産経新聞 編
(東洋堂)
/1994.4

産経新聞に連載された「日本を変える200人」の単行本化。憲法第9条をめぐり、自衛隊の存在を明確にすべしと説く。豊富な海外生活を踏まえて、軍隊の士気と国民感情を自説として述べる。
国家と平和についての論究も鋭いものがある。

21 『受験は気合いだ』 (ゴマブックス)
/1994.5

著者独自の受験方法やその哲学について論ずる。同時に受験勉強のメリット・デメリットも述べ、大学の選択方法も記す。合格するためのエッセンスをおもしろく書いている。


22 『冒険しなけりゃ「ワル」じゃない』 (ゴマブックス)
/1994.11

「ワル」シリーズの第5弾。ベストセラー『もっと「ワル」になれ』の実践術を説く。リスクを背負った行動をとらなければハイリターンできぬ、絶対にマニュアル通りに生きるなと、人生の勝利術を伝授する。

23 『新入社員に贈る言葉』 (日経連)
/1994.11

新入社員がいかなる心構えで社会人と成るべきか。著名人たちが体験を通して新入社員たちに贈るメッセージ集。あらゆる分野の著名人が、社会生活をいかにスタートしたか、実例が若人たちを勇気づけてくれる。マイナーな道ばかりを歩きつつも、地道な努力は必ず認知されるというエピソードを綴る。


24 『スポーツ史講義』

 
稲垣正浩・谷釜了正 編
(大修館書店)
/1995.3

体育学の「スポーツ史」講義テキストとして刊行された専門書。スポーツ史学会の有力な学究が、それぞれの専門分野について執筆している。全国の専門大学ではテキストに採用していて、その内容評価は高い。原始時代から近代に至るまで、身体文化の歴史が詳述されている。


25 『盆地の宇宙・歴史の道』

 
井上昭夫 編
(善本社)
/1995.5

やまと文化会議におけるシンポジウムを単行本化したものである。奈良盆地はシルクロードの終着駅として知られているが、なぜこの盆地が日本文化の中心地として栄えてきたのかを、あらゆる角度から、視点から、ユニークな一流の研究者が参加して討論する。


26 『松浪健四郎
   アフガンの秘境を行く』
(大日本図書)
/1995.5

1976年に著者は、アフガニスタンの秘境を教え子たちと密行した。古代ギリシア人の末裔が住むと語られてきたシルクロードの辺境を、苦闘しながら旅行した記録。ヌーリスタンと呼ばれる秘境への密行にはロマンがあり、道中の大自然と人々の宗教が心を躍らせてくれる。中学生以下の読物。

27 『キーワードで探る21世紀』 (三省堂)
/1995.6

各分野の専門家が、21世紀に向けてのメッセージを綴る。第一線で活躍する人たちが、21世紀の展望と夢を語りながら20世紀を分析する。三省堂の「ぶっくれっと」に掲載された玉稿集で、各紙の書評欄でも紹介された一冊。

28 『ペアワーク』

 
荒木祐治 共著
(PHP研究所)
/1995.7

二人組のゲーム・トレーニング・ストレッチなど、何の道具も使用せずに楽しく汗を流すことのできる運動を図説する。著書たちがレスリングを通じて学んだ二人組の運動を、簡単なものから難度の高いものまで、理解しやすい美しい写真で紹介する。


29 『スポーツ・フィールドノート』 (大修館書店)
/1995.8

体育教師、コーチを20年間、内外で行った経験から感じたことを綴るエッセイ集。また強烈に教育やスポーツ界を批判するエッセイ集。海外でも教師をした経験、フィールドワークした話は著者ならではのもの。新しいスポーツ観や体育・スポーツの研究のあり方など、きわめて個性的で参考となるだろう。


30 『元気もりもり解体新書』 (三省堂)
/1995.10

人間は動物であり、ナマの身体をもっている。その身体が行動によって異様な変化をする。文明社会に生きるナマの身体の変化や不思議を著者のユーモアで綴るエッセイ集。スポーツ体験が豊富なうえ、海外各地で生活したうえでの身体観が意外な話題となっている。文字通りの身体に関するムダ話がおもしろい。

31 『古代インド・ペルシアの
            スポーツ文化』
 ひろさちや監修
 河野亮仙・松浪 健四郎 編
(ベースボール・
マガジン社)
/1991

バラモン教からヒンズー教、そして仏教。インドの宗教の中にいかなる身体文化が見られたか。ゾロアスター教からイスラム教へと転じたペルシア、その文化の中に生じた身体文化等を美しい写真で展開させ、研究者の論文を収録している。大型本で豪華なものだが、観るだけで異文化と身体文化への興味が高まる。並河万里の写真が圧巻である。

32 『体育とスポーツの国際協力』 (ベースボール・
マガジン社)
/1991

青年海外協力隊を志望する人たちの指南書。著者は永年、協力隊の専門委員を務め、海外で体育やスポーツを指導する魅力を説く。受験のための必読書で、海外での指導の手引書。類書なき好書。

33 『もっと「ワル」になれ』 (ゴマブックス)
/1992

ベストセラーとなり、若者たちに大きな勇気を与えた。著者を世に出した個性的な人生学の集大成。

34 『デキの悪い子が大成する』 (D・S・C)
/1996.3

子供は化ける。親たる者は、常に子供に愛情を注ぎ、期待しろと言う教育書。

35 『最新レスリング教室』 (ベースボール・
マガジン社)

レスリングの普及書。日本を代表する入門書としての評価を受ける。女子レスリングに関する最初の本となる。基本から上級者まで役立つ技術書。

36 『裸一貫勝負しろ!』 (チクマ秀版社)
/1996.4

行動力を説く若者へのメッセージ。挑戦する心をいかに育むか、常に闘う姿勢を持てと若者を激励する。

37 『集中力の強化書』 (KKベストセラーズ)
著者が身につけた集中力の方法を伝授する。ダラダラと同じことを続けても意味がない。集中力が求められる。この一冊で自己改造できる。

38 『ペアーワーク』

 荒木祐治 共著
(ベースボール・
マガジン社)

日本最初の二人組のトレーニング、ゲームのテキスト。図解から容易に理解できる。著者二人はかっての全日本、全米のレスリングチャンピオン。楽しめる好書。

39 『松浪健四郎 アフガンを行く』 (五月書房)
/2001/12月発行/\1.700

「アフガニスタン問題」を解く一冊。この本でアフガニスタンのすべてが分かる。米がいかに攻撃したか、アルカイダやタリバンは何をしたか。アフガニスタンの権威が著した力作。

40 『アフガン褐色の日々」 (中央公論新社)
/2001改訂版

9.11以後、アルカイダなるテロ集団が、アフガニスタンで活動していると米が決めつけた。米軍が攻撃を開始。アフガニスタン問題が世界中の話題となったため、新しく原稿を加えて改訂された。

41 『身体観の研究』

 荒木祐治 共著
(専修大学出版局)
/1995
新版

健康が重視される社会から、美しい身体をもつべきと説いてきた専門書。フィールドワークの手法によって深く研究された。この分野での先覚書。刊行以来、身体観の研究が本国に根付いたテキストといえる。

42 『古代宗教とスポーツ文化』 (ベースボール・
マガジン社)
/1991.9
増補版

スポーツ人類学研究の専門書。原始時代から江戸時代まで、宗教の中に身体文化をさぐる。古代ペルシアや古代ギリシアの記述は圧巻。

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備考 ※ここに紹介された書籍の他にも著書があります。この解説は潟Nオレの提供によります。
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